マイクロ法人の設立方法に迷っていませんか?会社設立には「無料の会社設立サービス」を活用して楽に会社設立するのが主流ですが、いくつかある会社設立サービスのうち、どの会社設立サービスを利用するのがいいのか悩みますよね。
そこでこの記事では、有名な会社設立サービス
3社を比較してそれぞれの費用・特徴・機能の違いについてまとめました。この記事を読めばどの会社設立サービスを利用するのが良いか判断できるようになります。
- 自分に合った会社設立サービスがわかる
- 何を基準に会社設立サービスを選べばいいかわかる
- 人気3社の会社設立サービスの違いがわかる
- マネーフォワードとfreeeの違いがわかる
先に結論を言うと私のおすすめの会社設立サービスは「マネーフォワード会社設立 」です。実際に私もこのサービスを利用して約10万円・2週間で簡単に合同会社を設立しました。そのときの詳細な記録はこちらの記事にまとめているのでぜひ参考にしてみてください。
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では始めましょう♪
マイクロ法人におすすめの会社設立サービス 人気3社比較
それぞれのサービスの特徴や比較方法、自分に合ったサービスの選び方を具体的に見ていきましょう。
マネーフォワード・freee・弥生の違い
マネーフォワード 会社設立 | freee会社設立 | 弥生のかんたん 会社設立 | |
---|---|---|---|
電子定款 作成手数料 | 5,000円 | 5,000円 | 無料 |
サービス利用料 | 無料 | 無料 | 無料 |
特徴的な機能 | わかりやすいUI | オンライン申請可能 | オンライン申請可能 |
会計ソフトの有無 | マネーフォワードクラウド会計 | freee会計 | 弥生会計 |
サポート | チャット | ビデオ会議・電話 LINE・メール | なし |
設立できる会社形態
上記3社とも設立できる会社形態は「株式会社」・「合同会社」です。マイクロ法人であれば登記費用の安い合同会社で十分です。
費用
サービス利用料は3社とも無料ですが電子定款作成費用が変わります。弥生は条件無しで電子定款作成費用無料です。マネーフォワードとfreeeは基本的に電子定款作成費用が5,000円がかかりますが、どちらも「法人向け・クラウド会計ソフトの年間契約」をするなら電子定款作成費用が無料になります。
クラウド会計ソフトというのは会社の帳簿付・請求の管理などをして決算書を作成するサービスです。税理士と顧問契約をしない限りは自分で会計処理をする必要があります。マイクロ法人で顧問弁護士をつけることは稀ですので会計ソフトの利用は必須。会計ソフト登録を前提とすればマネフォもfreeeも無料で利用できます。
私自身はマネーフォワードクラウド会計 のスモールビジネスプランを契約してから会社設立サービスを利用したので電子定款作成費用はかかりませんでした。会計ソフトの選び方はこちらで紹介していますので参考にしてみてください。
サポート
「弥生のかんたん会社設立」のみ基本的にサポートがありませんが、その他2社はチャット・電話等によるサポートが受けられます。手続きに戸惑ったときにすぐに相談できるサービスがあるほうが安心感はありますが、実際に私が会社を設立したときは特にサポートを受けずに、不明なところはネットで調べて問題なく申請までできました。
会社設立サービスのメリット・デメリット比較
マネーフォワードクラウド会社設立
クラウド会計ソフトや家計簿アプリ「マネーフォワード ME」で有名な株式会社マネーフォワードが提供する会社設立サービスです。
私が会社設立に利用したのもこのサービスです。選んだ理由としては
です。会計ソフトをマネーフォワードに選んだのはコスパが良い点や周りの経営者の利用率が高かったので安心して利用できると思ったからです。マイクロ法人の場合、個人と法人それぞれの会計ソフトを利用することになります。個人はマネーフォワード確定申告のパーソナルプラン、法人はマネーフォワードクラウド会計のスモールビジネスプランを利用しています。
マネーフォワードクラウド会社設立の特徴
「操作方法が簡単でわかりやすい」という利用者の声が多いのが特徴です。
- 事業目的の設定方法
- 資本金をいくらにするか
など悩みそうなところにリンクが貼っており、記事を読めばどうやって決めればいいのかわかるようになっています。また手続きが時系列的に上から下に並んでいるので「社保に加入し忘れた」「書類を送り忘れた!」ということも起きにくでしょう。
UIはこんな感じです。
実際にマネーフォワード クラウド会社設立を利用して会社を設立したユーザーが多いことからネットで検索すると一番体験記・ブログが多く、迷った時にも自分で調べながら進めることが容易です。私自身もこちらの記事で細かく設立方法を記事にしています。
freee会社設立
クラウド会計ソフト「freee会計」で有名なfreee株式会社の会社設立サービスです。
UIはこんな感じです。ステップごとにフォームを埋めていくと会社設立書類が作成できるようになっています。
他の2社と比較してビデオ会議・電話・LINE・メールで手厚いサポートを受けることができるのが特徴です。もちろん「手厚いサポートが無料で提供される理由」はサポートを通して会計ソフトや税理士紹介など他のサービスの営業をしていく、ということなので理解して利用していきましょう。
アプリでオンライン申請が可能
「freee会社設立」と「弥生のかんたん会社設立」は会社設立サービス内でオンライン申請ができることが特徴です。
会社設立の申請方法は
- 法務局の窓口で直接
- 法務局に必要書類を郵送
- 専門ソフトでオンライン申請
という3パターンがあります。本来オンライン申請のためには
のいずれかのサービスを利用する必要があり、専用ソフトのインストールに合わせて利用する環境を作るのが大変です。
「freee会社設立」と「弥生のかんたん会社設立」は法人設立ワンストップサービスと連携しているので、面倒な環境設定をせずに会社設立サービス内で電子申請が可能になります。やり方もとても簡単でfreeeの場合はスマホからマイナンバーカードを読み取るだけで電子申請できるようになります。
弥生のかんたん会社設立
弥生のかんたん会社設立は、会計ソフトといえば「弥生」の弥生株式会社が提供している会社設立サービスです。
電子定款作成手数料が無料
他の2社と大きく違うところは電子定款作成手数料が無料ということです。会計ソフトとして弥生会計を登録するなどの条件がありません。マネフォとfreeeは会計ソフトに登録(年2~4万円)に登録すれば無料と言う条件がつくので決めるのにハードルがありますが、弥生の場合完全無料なのでまだ会計ソフトを決めかねている、なるべく安く手続きしたいというかたにはぴったりです。
無料とは言え、会社設立サービスには十分な情報が提供されています。他の2社に比べて特に使いにくいといった口コミが多いというわけではありません。
その代わり電話やメール等によるサポートがないようなので手続きに不安を感じる人は他の2社のほうが安心かもしれません。
オンライン申請が可能
freeeと同じく「法人設立ワンストップ」と連携しているので会社設立サービス内でオンライン申請ができるようになっています。
https://www.yayoi-kk.co.jp/company/pressrelease/20221027_2.html
電子定款費用も無料、電子申請もできるということで時間や手間をかけず安く法人設立をするなら弥生を選ぶといいでしょう。
自分に合う会社設立サービスはどれ?早見表
マネーフォワード 会社設立 | freee会社設立 | 弥生のかんたん 会社設立 | |
---|---|---|---|
電子定款 作成手数料 | 5,000円 | 5,000円 | 無料 |
サービス利用料 | 無料 | 無料 | 無料 |
特徴的な機能 | わかりやすいUI | オンライン申請可能 | オンライン申請可能 |
会計ソフトの有無 | マネーフォワードクラウド会計 | freee会計 | 弥生会計 |
サポート | チャット | ビデオ会議・電話 LINE・メール | なし |
とにかくわかりやすく利用者が多いほうが安心
それならマネーフォワードがおすすめ
利用者が多く、ネットに情報が多いほうが困った時に自分で調べて解決できる可能性が高くなります。また会計ソフトでもマネフォを使う予定があるならマネフォがおすすめです
書類のプリントアウトは面倒、オンライン申請がしたい
それならfreeeがおすすめ
手厚いサポート、オンライン申請がいいと感じるならfreee会社設立にしましょう。クラウド会計ソフトでもfreeeを利用するなら定款作成費用も無料になります。
サポートはだぶんいらない、なるべく安く済ませたい
それなら弥生がおすすめ
オンライン申請もできて定款費用もかからないので、便利に・安く済ませるには弥生がおすすめです
会社設立に不安な方は専門家にまかせよう
此処まで見てやはり一人で会社設立が不安というかたは、思い切って税理士に依頼して会社設立を行ってもらいましょう。事業に集中したい、雑務は他の人にまかせたいという方は税理士に依頼した方が効果的です。依頼費用も会社設立だけなら数万円程度で収まることが多いです。
税理士も今はネットの紹介で簡単に依頼することができます。人気の税理士ポータルサイト「税理士ドットコム」からまずは無料相談をして見積もりを出してもらいましょう。
いずれ会社の決済を行う時にも税理士に代行してもらうことで手間をだいぶ省くことができます。マイクロ法人でも決済は税理士に代行してもらうことがほとんどなのでこの機会に良い税理士と出会うと後々助けになります。
会社設立サービス比較まとめ
この記事ではマイクロ法人におすすめの会社設立サービス3社を比較しました!此処まで読んでいただければ自分に合ったサービスが見つかったと思います。
私が実際にマネーフォワード会社設立で会社を設立した詳細な内容はこちらの記事にまとめています。どこの会社設立サービスを利用するにせよ、つまずくところはほとんど同じだと思うのでぜひ読んでみてください。
以上お読みいただきありがとうございました!
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