【節税の裏ワザも紹介】ITエンジニア独立のメリットデメリット

【節税対策の裏技も紹介】ITエンジニア独立のメリットデメリット お仕事

ITエンジニアは独立して働いている人が多い職種です。業務委託でプロジェクトに参画しているフリーランスエンジニアとプロパーといわれる自社社員が一緒になって開発をすることが多く、

自分も独立してみようかな…?

と思ったことがある会社員エンジニアも多いのではないでしょうか。とはいえ独立すれば会社という後ろ盾を失い、良くも悪くも「全て自分次第」です。一度は独立を考えたことがある、これから独立したいという方も

  • 案件が取れるのかな
  • 仕事が途絶えたらどうしよう
  • 確定申告が不安

など心配で踏み切れないことも。

私も今年、3年間ITエンジニアとして勤めた会社を辞めて独立しました。独立後も週5日、在宅で働きつつコンサルやライティング等の副業をして働いています。会社員じゃなくなるのは人生初めてで、会計処理・エージェント登録など初めてのことだらけでしたが今のところ問題なく働けています。

そこで今回は、私や私の周りのフリーランスエンジニアの体験談も踏まえてITエンジニアの独立メリットデメリットをお話しします。ちょっと裏ワザ的な税金対策も紹介するので最後まで見てくださいね!

この記事を読んでわかること

・ITエンジニア独立のメリット、デメリット
・独立すると自分で営業しなくちゃいけない?
・確定申告など会計処理は一人でできるの?
・税金対策はどうすればいい?

では始めましょう♪

ITエンジニア独立のメリットデメリット

独立のメリット

私は約3年間会社員としてWEB開発の仕事をして今年独立しました。実際に独立してみて感じているのがITエンジニアは独立する多くのメリットがあり、独立することのリスクが他の業種と比べて少ないということ。具体的に独立するメリットを見ていきましょう。

ほぼ確実に年収が上がる

ほとんどのケースで年収は上がるはずです。これは案件の単価を知ればわかることですが、週5日参画のプロジェクトを検索してみると(もちろん内容によりますが)だいたい月70~80万円程度の案件が多いことがわかります。3年程度経験があり、バック・フロント・インフラいずれかで一人称で自信を持って働けるレベルであればこのあたりの単価で案件が獲得できる可能性が高いです

年収ベースで1,000万円前後。3年目の会社員エンジニアで達成するのはなかなか難しい年収です。

私も独立したことによって約300万円年収が上がりました。会社員で年収300万円あげるのに何年かかるのかと考えてみると…10年くらいかかりそうですね(笑)独立する一番のメリットが収入の増加であることは間違いありません。

*個人事業主なので正確にいうと「年収」ではなく「売上」ですが、ITエンジニアは仕入れ等がないので売上≒年収と考えてます。

好きなポジションのまま働ける

会社員は昇給の条件に「ポジションの変化」が求められることが多いです。「マネージャーや役員になれば昇級できるよ」など。純粋に開発者のポジションそのままに高収入を目指すのは日本の会社ではなかなか難しいことです。

その点、フリーランスであれば自分の好きなポジションのまま長く働くことができます。自分の働き方を決めるのは自分で誰かに指図されることはありません。

自分で営業する必要はない

よく「独立したら自分で営業をしなくちゃいけないから大変」といわれますが、フリーランスのために案件を紹介してくれるエージェントも多数あるので、自分で営業して案件を探すケースは稀です。私の周りのフリーランスもほぼ全員エージェントを利用して案件を探しています。あとはエンジニア仲間のネットワークから案件を紹介してもらうことも多いです。

自分でスキルシートを作成して案件が取れるようにアピールする、新しい技術を習得する、エンジニア仲間との繫りを大切するなどは最低限必要になりますが、電話営業・飛び込み営業をして苦労して案件を獲得するとかはないです。

独立前に収入が予測できる

自分が独立した時に月いくらの案件を取れそうか、ということはエージェントに登録して相談すればすぐにわかります。エージェントに登録・相談する時点で独立している必要はないので何のリスクもありません。

実際、私も独立前にgeechs job(ギークスジョブ)というエージェントに登録して担当者の方に面談していただきました。登録も面談も無料です。その時に自分のスキルシートを共有して、今の技術力でどんな案件を取れそうか、単価はいくらになりそうかという具体的な話を聞けます。自分が予想していた単価の案件が取れそうだし案件にも困らなそうということがわかり安心して独立の道を選べました。

経費が使える

フリーランスの特権「経費」ですが、ITエンジニアは特に経費が使えるかどうかは大きいです。というのも数年に一度(人によっては最新モデルが出る度に)パソコン、モニター、周辺機器等様々なデバイスを購入しているからです。

会社員はデバイスは会社から支給されますが、プライベート用でいろいろ買い揃えている人も多いと思います。独立すればこれらがすべて「仕事上必要な出費」ということで経費にできて、節税になります。今は自宅から働く人が多いので家賃や光熱費の一部も経費(家事按分)になるというのも大きいですね。こういった経費や使える控除をフル活用すれば同じ年収の会社員よりも圧倒的に節税できます

フリーランス仲間がたくさんいる

ITエンジニアは割と独立が一般的な職業です。プロジェクトに入ればフリーランスで働く人はたくさんいて、その中で繋がりを作って案件を紹介してもらったり、会計処理について教えてもらったりできます。

私も仲間から副業先を紹介してもらったり、逆に私が節税対策を教えたり、いろいろと情報を共有できているので「一人で辛い、寂しい…」なんてことはありません。

独立のデメリット

良いことだらけのITエンジニアの独立ですが、捉え方によってはデメリットにもなります。事前にどんなデメリットがあるのか、それを乗り越えられそうなのか知っておくことも大切です。ひとつづつ見ていきましょう。

案件探し

会社員であれば、自社開発や業務委託などにしろ案件は会社が用意してくれます。フリーランスになれば案件探しは自分で行う必要があります。もちろんフリーランスエージェントに登録すれば案件を紹介してもらえますが、

  • エージェントを探す
  • スキルシートを用意する
  • 単価を交渉する
  • どの案件に参画するか決める

など、様々なことを自分で調査して行動して決断する必要があります。「とりあえず紹介されたところに参画…」「単価も言われた通りに…」「スキルシートも特に工夫なく経歴を列挙するだけ…」みたいに受け身でいると、安く買い叩かれたり、案件獲得に時間がかかり収入が途絶えるリスクもあります。

確定申告等の会計処理

所得税・住民税・保険料・年金。これまで会社が源泉徴収してくれていた税金・保険料は独立したら自分で計算・申告して売上から支払います。

そのために独立したら日々の帳簿付(売上や経費の計上)などの会計処理をします。今はクラウド会計ソフトがあるので簡単にできますが、やはりある程度会計処理のための時間を取って作業が必要ですし、基礎的な会計の知識もあった方がいいです。

もちろん面倒であれば税理士に全て外注することもできますが、数十万円の費用がかかります。手間かお金かどちらを取るか、自分の価値観に合わせて決めていきます。

*税理士費用の相場についてはこちらの記事で詳しく解説しています
個人事業主とマイクロ法人の二刀流・会計ソフトの選び方

対策しないと税金が高くなる

「フリーランスになると税金が安くなる」と言われていますが、それは各種控除制度や経費の申告などをして税金を抑えるのに一工夫してきた人たちです。なんの対策せずにボーッとしていると税・保険料は同じ年収のサラリーマンと比較して高くなります。シミュレーションサイトから比較してみましょう。

【年収1,000万円のサラリーマン手取り年収】

【個人事業主所得1,000万円の手取り収入】

かなり極端に何にもしない場合のシミュレーションですが、手取り収入に100万円の差が出ています。

  • どんな控除が使えるのか
  • その控除を使うために何が必要なのか
  • 何に経費を使えるのか
  • 確定申告に備えて何をしなくてはいけないのか
  • 消費税の支払いはどうすればいいのか

こういった情報を事前に勉強して対策を講じておくことが大切。それが面倒であれば会社員のままいるほうが向いているかも知れません。独立はとにかく「良くも悪くも全て自分次第」、損をしないように日々アンテナを張って情報を取っていく必要があります。

デメリットがなくなる、独立後の一工夫

独立のデメリットはありますが、もちろん対策はできます。デメリットが解決できて不安が解消されれば独立へのハードルは低くなりますよね。あまり知られていない節税の裏ワザもご紹介します!

会計処理は怖くない、クラウド型会計ソフトを利用して楽して確定申告

独立後の会計処理は、高いお金を払って税理士と顧問契約を結ぶのではなく、クラウド会計サービスを利用して自分で会計処理をするのがおすすめです。実際私の周りのエンジニアの9割が自分で確定申告をしています。

クラウド会計ソフトでできること

・銀行口座・クレジットカードと連携して楽に売上や経費の仕分け登録ができる
・確定申告の書類の作成ができる
・ブラウザ・アプリ両方対応
・その他多数の便利機能

おすすめはマネーフォワードクラウド確定申告です。月1,000円程度で個人事業主に必要なすべての会計処理ができます。

無料の確定申告自動化ソフト マネーフォワード クラウド確定申告



こちらの記事でも比較検証していますが、他の会社の確定申告サービスと比較しても最安級です。

個人事業主とマイクロ法人の二刀流・会計ソフトの選び方

帳簿付(売上や経費の仕分け)はスマホアプリからもできて隙間時間を有効活用できるので、会計処理に時間をかけずに普段は本業に集中できるのもポイントです。

【裏ワザ】マイクロ法人を作って節税対策しよう

税金の対策方法はいろいろあり、

  • ふるさと納税
  • iDeCo
  • 小規模企業共済

などを活用して税額を抑えることができますが、国民健康保険料についてはなかなか対策方法がなく、所得が上がれば上がるほど負担も増えて人によっては100万円ほどになることも。

そこで活用するのがマイクロ法人です。自分一人だけの法人を作り、副業をして自分の会社の社保に加入します。すると

  • 副業の少ない収入に対して保険料が決まるので最安レベルで社保に加入できる
  • 個人事業主(フリーランス)では国民健康保険料を支払う必要がなくなる

というように保険料の負担額が圧倒的に少なくなります。

*マイクロ法人の活用方法やメリットはこちらで詳しく解説しています
【国保は払わない!】ITエンジニア、独立してマイクロ法人を作ろう

私も独立を機にマイクロ法人を設立して保険料が約30~40万円お得になりました。この金額はかなり大きいですし、法人を作ったことで副業を始めるきっかけにもなりました。独立すると会社員より収入が不安定になります。複数の収入源を持ってリスク分散しておくことが大切なので、せっかくならマイクロ法人を利用して保険料を最適化しつつ副業も始めてみましょう。

案件はエージェントから!フリーランス専門エージェントを無料で利用

独立の一番の課題になる「案件探し」。そこで利用するのがフリーランスエンジニア専門の案件紹介エージェントです。エージェントに登録して案件を紹介してもらいましょう。

【フリーランスエンジニア専門エージェントの例】

レバテックフリーランス
geechs job
フォスターフリーランス
Midworks
など…

エージェントを活用して案件を取るというのが当たり前になっていますが、注意点もあります。先輩エンジニアからよく聞くのが手数料が高いとか案件の質が悪いなどの問題です。

エージェント選びでは

  • 自分が希望するエリアやポジション、言語の案件数
  • 提示額からいくら手数料がひかれるのか
  • オファーを受けた案件を断れるのか

など大切なことは事前に確認しておきましょう。

私のおすすめのフリーランスエージェントはgeechs job(ギークスジョブ)です。こちら先輩フリーランスエンジニアの評判が最も高かったエージェントで私も紹介してもらって登録しました。

・案件数が豊富
・エンジニアの要望をよく聞いてくれる
・提示された額から手数料が引かれるのではなく、その金額が振り込まれる
・面談後、案件を断ることもできる
・サポートが充実

こんな特徴があり、他の有名なエージェントを利用したことのある先輩たちの中でも案件の豊富さ、エンジニアの希望を汲んでくれる点がとくに秀でていたとのこと。

私も独立前に担当者と面談してもらい、今のスキル状況、今後需要のあるスキル、単価の相場など具体的な話を聞いて、自分が希望する単価レンジで仕事が取れそうという自信がつきました。今は知人の紹介で参画した案件が忙しいのでまだgeechs jobで案件を取っていないですが、定期的に状況確認のメールをくれたりとサポートもしっかりしています。

まとめ

今回はITエンジニアの独立のメリットデメリットを解説しました。「思ったより独立って怖くなさそう」と思っていただけましたでしょうか?

私の今のプロジェクトは10人のメンバーのうち半数はフリーランスです。フリーランスになって辛かったとか会社員に戻りたいみたいな話は聞いたこともなく、みんな「これを経費で落した」「来月は海外から働きます」とか自由に和気藹々と楽しく働いています(笑)私もよくワーケーションしながら温泉やご当地グルメを楽しみながら働いたりと会社員時代よりもより自由に、そして主体的に働くことができています。

このブログは税金対策でお伝えしたマイクロ法人に関する記事をたくさん書いています。「独立したら兼業・副業したい」「収入のリスク分散をしたい」と思っている方はマイクロ法人を大いに有効活用できるので、是非こちらもお読みください!

会社員から個人事業主へ。マイクロ法人の二刀流は本当にお得?!

【国保は払わない!】ITエンジニア、独立してマイクロ法人を作ろう

この記事が独立に迷っていた方に少しでも参考になることがあれば嬉しいです。

お読みいただきありがとうございました!

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